U18 Tzar は、 世界で初めてユニバーサルモデルとして 18 ドライバーを搭載した IEM であり、 究極のリファレンスサウンドを求めるオーディオ愛好家
ミュージシャン向けに設計されたインイヤーサウンドの最高峰モデルです。
ドライバー構成は、 低域に 8 基、 中域に 8 基のバランスド ・ アーマチュア型ドライバーが搭載され、中高域と高域向けにそれぞれ 1 基ずつ tia テクノロジーが採用されたドライバーを搭載しています。
U18 Tzar には、 革命的な apex(air pressure exchange)テクノロジーが採用されています。
apex は小型スピーカーが外耳道の密封された空間に発生させる空気圧(音圧)をなくす技術です。
apex は従来の IEM では実現できなかった優れたリスニングエクスペリエンスを実現します。
--スペック--
ドライバー:バランスド ・ アーマチュア型(BA 型)
ドライバー構成:18 ドライバー
Low x 8, Mid x 8, Mid/High x 1, tia High x 1
クロスオーバー:4 ウェイ ・ クロスオーバー
採用独自技術:tia System, tia Single Bore, apex Technology, CenterDrive Technology
True Phase Design
インピーダンス:9Ω
周波数特性:10Hz - 20kHz
感度:115dB
付属品:64 Audio Personalized Protective Case, IEM Cable, Comply Ear Tips (S, M, L),
クリーニングツール , シャツクリップ , Dehumidifier, Round Sticker, apex Module,
保証書(1年間)
ユニバーサルでは世界初の18BAを搭載し、さらに64Audioの新開発した特許技術も使用することで、発売前から大きな期待と注目を集めたU18 tzarを聴いてみた。
まず、JPOPやアニソンでは、各帯域の音に邪魔をされて、これまでしっかりと拾えていなかった音が聴こえる。微かだが、確かにそこに存在すると伝えてくれる。
もうとにかく分解能と表現力が素晴らしい。
ROCKのドラムロールでは叩かれているヘッドとステックの跳ねが見えるようで、背筋がゾクリとするくらい。
一言で表すなら一縷の隙も見逃さない『驚異的な正確さ』を持ったイヤホンというところでしょう。
どこか艶かしいと印象受ける中高域と、全体的な抜けの良さがこれまた癖になり、いつまでも聴いていられる。
イヤホンの中では最上位に入る開放的なサウンドです。
低域に8個もドライバーを載せていると相当な量感なのだろうと覚悟もしていたが、存外聴きやすいもので嫌味のない低音にますます高感度アップ。
少なくともモニター用途にも、リスニング用途にも大きな満足度を約束してくれます。
筐体のせいなのか耳にフィットしない、やけに音が抜けてしまうという方はイヤピースをダブルフランジかスピンフィットにすると良いと思います。
推奨はフォームイヤピースのようなので、ぜひ付け替えてお試しください。
こちら試聴機をご用意してありますので、ぜひ店頭でもご試聴くださいませ。
【レビュー日:2017/06/27】
試聴環境:WALKMAN A35 直刺し(イコライザ−等OFF)
64 AUDIO から、U18 Tzarが登場しました!
U18 Tzarに搭載されているtia driverの特徴を少々触れたいと思います。
tiaテクノロジーを採用したオープン型BAドライバーは、より高次元な音の解像度、ディテールを得るために開発された新しいBAドライバーです。
筐体を密閉にせず、オープンにすることでドライバー自体が本来持っているポテンシャルを引き出します。
音質に関してですが、低域は軽快なレスポンスでキレのある濃厚な低音を鳴らしてくれます。中高域は男女ボ−カルともに奥までよく伸びます。特に女性ボ−カルが刺さることなくクリアに鳴らしてくれる為、聴き疲れしにくいです。
18ドライバーが奏でる圧倒的な情報量と表現力の高さには驚きの連続です!!
試聴機の方をご用意しておりますので、是非一度最高峰のリファレンスサウンドをお楽しみください!!
【レビュー日:2017/06/28】